本明朝 新がな

築地体後期五号(02-28参照)にルーツを置くとされるかなのひとつです。

本明朝の漢字と合わせるためかもしれませんが、ややうねりが強く、線の端々に筆圧が残っているような、独特の解釈がなされています。このことが、組んだ文字の意識がきちんとそこに留まっているかのごとく、真面目な印象を与えているようです。

某ショップのバナーに使われていました。

(リンク先の「新がな」のサンプルは、本明朝の書体見本 (PDF) 中にあります)