唐風隷書体

唐代の隷書は、玄宗の「石台孝経」に代表されるように、重厚な線と堂々とした風格が特徴です。たぶんこの書体は、そういった書のエレメントを取り入れて作られたのでしょうが、ディスプレイ書体としてデフォルメされているためか、ぼってりとした重みが前面に出た書体となっています。

繁華街の、飲食関係の看板やメニューなどに、非常に多く使われています。

…ん、「元気な焼肉」って、言い回しが変じゃない?
「元気が出る焼肉」あるいは「元気な焼肉屋さん」なら分かるけど…。

ま、渋谷なのでよしとしますか。