渋谷

丸フォーク

フォーク(0316)のエッジを丸めたバージョンです。 ちょっと太らせているようですが、ぬいぐるみのモコモコさ、モノトーンのシックさにぴったりとはまっています。 ギャラリー内をデジカメで撮っていたら、 「ここは撮影禁止なんです…撮っちゃったものはし…

筑紫明朝

近年開発されたデジタルフォントの明朝体としては、やわらかく、アナログのテイストが強い書体です。 本来は本文組みされる太さですが、ポスターで大きく使われると、この書体の特質がよくわかります。 電子化されて、使い勝手がよくなっても、高いクオリテ…

HGひげ文字(=DCPひげ文字)

ひげ文字は08-18にも登場しましたが、こちらはかなり筆の流れのある書体です。 魚の活きの良さが伝わってきます。 おいしいものは、見た目にもおいしい。旬のものはなおさらです。

彩滉(もしくはミックス(MIKS)かも)

おそらく古い図案文字をモチーフにしたと思われる、ちょっとコミカルな書体です。 色合いも秋らしく、童話のタイトルのような雰囲気です。 お店のキーカラーとは異なるので、目立って見えます。 食欲の秋には、別腹状態も倍増しそうです。 (漢字が確認でき…

イワタ特太明朝体

その由来が、金属活字にまで遡ることのできる明朝体のひとつです。イワタの本文用明朝体とはデザインが異なっており、おそらくこれは、初号(42pt)としてかたちづくられたものと思われます。 おおぶりの明朝体では、かなもコントラストが強い場合が多いので…

たおやめ

歴史的な書物などから文字を採取し、かな書体として復刻しているシリーズのひとつ。 『ヴィネット』 5号 によると、現在の図書印刷株式会社の前身である、川口印刷所の「新刻五号明朝体」がベースなのだそうです。 「ご」「い」など、脈絡でつながっていて、…

みやび

いわゆる「花文字」と呼ばれる装飾性の強い書体です。大正から昭和初期にかけて、このようなスタイルの書き文字が流行していたようです。 この書体は1970年代後半に、写植のかな書体として発売されたものです。 とある床屋さんにて。 (『リョービ写植書体見…

唐風隷書体

唐代の隷書は、玄宗の「石台孝経」に代表されるように、重厚な線と堂々とした風格が特徴です。たぶんこの書体は、そういった書のエレメントを取り入れて作られたのでしょうが、ディスプレイ書体としてデフォルメされているためか、ぼってりとした重みが前面…

イワタゴシック体

金属活字からの古い伝統をもつゴシック体です。 ひらがなのカーブなどにやや硬さがみられますが、それが小気味よい味となっているためか、広告のコピーなどによく使われています。 これは某ビルの壁面広告。 ちなみにイワタゴシック体は、数年前に「イワタゴ…

ヒラギノ丸ゴシック体

03-28のように、公共的なプレートには丸ゴシックが使われることが多いのですが、これはちょっと面白い例。 電柱の、かなり低い位置にとりつけられているのです。 えっ、これは犬に向けたメッセージ? …なわけないか。 犬の行動を追う、飼い主の視線に入るよ…

じゃんけんU

独特のアンバランスさが憎めない、ゴシック系ディスプレイ書体です。 JR渋谷駅改札にて。いかにも春らしいさわやかな配色です。 若者の街ならではの初々しさがうまく演出されています。

フォーク

渋谷駅前の交差点から伸びるそれぞれの道に、カラフルな色で通りの名前が掲げられています。 派手な色がひしめく渋谷の街中では、逆に、抑えめのトーンが効果的で、書体の微妙なニュアンスとうまくマッチしています。

セイビアイ

渋谷駅前にでかでかと登場した、確定申告の告知。 税務署ホームページで申告書を作成できるというだけあって、クリーンでスマートなイメージです。 で、下は別の場所に貼ってあったポスターより。 税務署のパソコンには Winny が入ってないことを祈ります。

ファイン

骨太で硬質、だけど、どこかナイーブさも感じられる明朝体です。 なるほど、ジョージ・マイケルのイメージに近いような気もします。少なくとも、ワム!のイメージではないですね。